“冷やし旧家”?で涼んで来ました!!
今年も暑すぎる夏!!
少しでも涼しい気分になろうと、地域交流プログラムの一環として、「納涼企画 冷やし旧家、はじめました。」が開催されている安中新田会所跡旧植田家住宅に行って来ました。
先ずは、施設見学から…
今回も施設を案内して頂く、学芸員の先生に「こんにちは。宜しくお願いします!」とご挨拶!
旧植田家住宅は、旧大和川主流である長瀬川左岸(旧大和川の左岸)にあり、宝永元年(1704)の大和川付替えによって開発された「安中新田」の会所(屋敷)の地を継承したものです。
昭和60年代まで、実際に植田家が住宅として利用していて、そのなごりが今も見られ、文化的にも歴史的にも大変貴重な建物ですネ
子ども達は釜戸や昔の氷で冷やす冷蔵庫などに興味津々!
旧家は、古くから伝わる知恵を使ったクールスポット!
照明を落とした屋内に入るだけで涼しく感じますネ。
お部屋には、蚊帳(かや)がつられていますョ
蚊帳(かや)は、寝ているときに布団やベッドを覆う網で、蚊や害虫から人を守ります。
サッと、中へ入ってみよう!
※早く入らないと蚊が入ってくるよ〜(笑)
外からの蚊や害虫を物理的にシャットアウトできるので虫よけ効果が高く、1mm程度の網目となっていて、虫は通さず風は通します。
大きな布で覆ってしまうため、薬剤に頼らないので身体への影響もなく安心ですネ。
こちらは、簾戸(すど)です。
簾(すだれ)をはめ込んだ建具のことで、別に「夏障子」とも呼ばれています。
衣類の衣替えと同様、六月になると障子や襖のかわりに取り替えて、暮らしを夏向きに整えます。簾が強い光を遮ってくれるため、室内は涼しく、簾の隙間から入る風はゆるやかに吹き抜け、目にもすがすがしい風情が一層涼しさを感じさせてくれます。
お庭では、1年中温度の変わらない井戸水を張った桶に足を浸す、ひんやり「足水」も体験することができました。
足を浸けてみると…
…想像以上の冷たさにビックリ!
暑さも吹き飛びますね
だいたい水温は17度くらいだそうですが、最初は足を浸せないくらい冷たく感じられます。
足水をしながら飲むラムネは最高‼️
「冷た〜くて、気持ちいい〜!」と、皆んな一気に涼しくなったようですネ
「打ち水」にも挑戦させて頂きました。
道や庭などに水を撒くことによって涼しさを得るという日本の風習ですネ
手軽に涼しさを感じられる上、見た目にも清涼感があるので、昔から日本の夏の風物詩として多くの人に親しまれています。
旧植田家住宅には、現代のようにエアコンで体感的に涼しくなるのではなく、見て感じて五感で涼しくなる工夫がされていました。
クローバー春日では、地域の人々との触れ合いを通して、子ども達幼に豊かな心と意欲を育む実践を積み重ねて行きたいと考えています。