インフルエンザ予防のお話しを聴きました!!
毎年この時期になるとニュースにも取り上げられる「インフルエンザ」
…インフルエンザは毎年12月から3月の時期に流行することが多く、インフルエンザにかかると、38℃以上の高熱と合わせて、頭痛や関節痛などの全身症状が急激に起こることがあげられます。軽症で済む場合もありますが、高齢者や幼児・妊婦・持病がある人などは、肺炎や脳症などが起こり重症化することがあるため、注意が必要になります。
クローバー春日の近隣の学校でも、学級閉鎖のクラスもあるようです。
…っと言う事でクローバー春日でも、特養はくとう春日の看護師さんにお願いして、「インフルエンザ予防」のお話をして頂きました。
先ずは、紙芝居「ウイルスにまけないぞ 感染症の予防(脚本:津田真一 絵:北村裕花 監修:藤井祐子)」を観て頂きました。
…手洗いをしないカンちゃんのところに、現れたのはマモリンマン。
いつも体を守ってくれているというマモリンマンが見せてくれたのは、手にいっぱいのウイルス!
紙芝居の後は、看護師さんからプリントを見ながら「インフルエンザにかからないために」をテーマにお話しをして頂きました。
インフルエンザに感染しない・感染を拡げないためには、感染経路を遮断することが大切です。それでは、具体的にどのようなことに気を付けたらよいでしょうか。
① 咳エチケット
みんなが日常的に咳エチケットを行うことで、飛沫感染を予防できます。
※咳エチケットとは・・・感染症を他の人に感染させないために、個人が咳・くしゃみをする際に、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえることです。
② 手洗い
ウイルスが体内に侵入しないよう、こまめに手洗いを行いましょう。
③ 予防接種
インフルエンザの予防接種を行っていても、感染を完全に防ぐことはできませんが、発症をある程度抑える効果や重症化を予防する効果があります。接種後効果が出るまでに2週間程度かかるため、流行する12月前に予防接種を受けることがよいでしょう。
クローバー春日のスタッフも全員、予防接種を済ませています。
④ 日常生活で気をつけること
ウイルスは低温・乾燥を好み増殖していきます。さらに乾燥した空気により、気道粘膜の防御機能が低下し、ウイルスに感染しやすくなります。暖房を付け乾燥している室内では加湿器を使用したり、濡れたタオルを干すなどして、湿度を保つことが感染予防としても効果的です。室温20℃前後、湿度40~60%程度が目安となります。
また暖房の使用により、室内の空気も汚れています。さらにインフルエンザに感染した人の咳やくしゃみにより室内にインフルエンザウイルスが浮遊したままになっています。1~2時間に1回は部屋の換気を行い、空気を入れ替えるようにしましょう。
インフルエンザに関わらず、感染症にかからないようにするためには、普段から食事をバランスよく摂る、睡眠を十分取るなど、生活リズムを整えて抵抗力を付けておくことが大切です。
看護師さん、お忙しい中、優しく分かりやすいお話しありがとうございました。
クローバー春日では、感染症対策は、抵抗力が弱く、身体の機能が未熟であるという子ども達の特性等を踏まえ、感染症に対する正しい知識や情報に基づき、適切に対応することが重要であると考えています。