大震災から30年が経ちました!!

クローバー春日

平成7117日に発生した阪神・淡路大震災では、建物の倒壊や火災が相次ぎ、避難生活の長期化で体調を崩すなどして亡くなる「災害関連死」も含めて6434人もの尊い命が奪われてしまいました。当時、私が住んでいました明石市も、震源地に近く、死者26人、負傷者1,884人、家屋の全半壊1万近くという未曽有の大被害を受けました。当時の避難生活で、被災したショックに加え、肉体的にも精神的にもダメージが蓄積していた事を今でも憶えています。

発生から30年となる17日は、被害を受けた各地で追悼行事が行われ、神戸市中央区の公園「東遊園地」では、犠牲者を悼む灯籠が「1.17」や「よりそう」という文字のかたちに並べられていました。

「よりそう」という文字には、震災を経験した人が少なくなっても被災者を忘れず寄り添い続けようとの思いや、この30年の間に起きた東日本大震災や能登半島地震の被災者も支えていこうとの思いが込められています。

最近、各地で災害が相次ぎ、南海トラフ巨大地震など新たな災害への備えも求められる中、過去の教訓を今後の防災にどう生かすのか、30年の歩みを見つめ変わらぬ課題を考えるとともに、皆様のご家庭でも今一度、防災について話し合ってみる一日としては如何でしょうか?