昭和の日は、昔遊びで楽しみました!!
4月29日は、『 昭和の日 』です。
昭和というのは、今の令和という時代から何十年も前のこと。
昭和という時代には戦争という国と国の悲しい争いがあり、その争いでたくさんの人々が家族や家を失くして、食べ物も食べられない…という、とてもつらい時代も。
でも戦争が終わってからは、みんなで力を合わせて幸せに暮らしていけるように一生懸命いろいろなものを作ったり、勉強したりしました。
今はそのおかげで治らなかった病気が治る薬ができたり、電話やパソコンなども便利なものがたくさんできています。
今の便利で幸せな暮らしは、この昭和時代があったからこそ実現できているんだよ。
だから4月29日がきたら、昭和を生きてきた人々にありがとうの気持ちを持とう。そして”忘れてはいけない大切な時代があった”ということを思い出そうね。
次はみんなが新しくいろいろなものを勉強したり作ったりしていく番だよ!
…そんな思いを子ども達に伝えたい。
…って言う事で、昭和の日に、はくとうデイサービスセンターのおじいちゃん、おばあちゃんとの交流をしながらの「昔遊び」を楽しんで頂きました。
昭和の子どもたちが夢中になった遊びで使う玩具はシンプルですが、技を繰り出せるようになるには時間がかかります。上達を目指して挑戦し続けるからこそ、達成感を味わうこともできます。
普段から、子ども達が大好きなコマ回しは、全身を使う遊び。
指先と手首を器用に使い、紐を巻いて、全身の力を合わせて投げる。これだけで、指先の器用さ、目と手の連携、バランス感覚が育つんです。
けん玉は、集中力やバランス力が養われる「けん玉」は、昭和の一つ前の大正時代から遊ばれているそうです。
あやとりは、ひも一本でさまざまな形が作れる「あやとり」は、江戸時代から遊ばれているようです。 おばあちゃんに教わりながら、たくさんある技に挑戦し、「できた!」と達成感を味わうことができますネ
昔遊びの合間には「おじいちゃん、おばあちゃんの子どもの頃は、他にどんな遊びをしたの?」「今度学校から万博に遠足に行くけど、昭和の万博はどんなんだった?楽しかった?」など、おじいちゃん、おばあちゃんに話しかけ、優しく教えてもらっていました。
達磨落としは、シンプルながら奥深い日本の伝統的な遊び道具で、こちらも楽しみながら、集中力や手先の器用さを養うことができます。
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に楽しむのにぴったりのアイテムですネ。
お手玉は、ビーズや手芸用ペレットが使われていることが多くなっていますが、一昔前は小豆やお米が使われていました。様々な手触りを感じることで五感が刺激され、脳も活性されるので、ぜひ親子3代で遊んでみてはいかがでしょうか。
万華鏡の魅力は、なんといってものぞいたときに、光と鏡の反射が生み出す美しい世界感です。旅行に行って美しい景色を見たときに感動するのと同じように、万華鏡の中に広がるキラキラした幻想的な世界観も感動を与えてくれますネ
昔遊びは、シンプルで分かりやすいルールなので、おじいちゃん、おばあちゃんが子ども達に教えてあげる、子ども自身が年下に教えてあげられることから、普段話さない年齢の人と話す良い機会になりました。
祝日というものは、ただありがたいお休みになるのではなく、日本の文化を考える大切な日です。
私たち大人が子どもたちに日本の文化を伝えていく日でもあるのですね。
クローバー春日では、私たちスタッフが子ども達に一つ一つ伝えていくことで、子どもたちの未来はどんどん切り開かれていくのだと考えています。