もしもに備え「不審者対応訓練」をしました!!

クローバー春日

 近年、公園や道端で子どもにいきなり声をかけたり、つきまとったりする不審者のニュースを目にしますよね。このような不審者から子どもたちを守るためには、放課後等デイサービスなどでの不審者対応訓練がとても重要です。

…っと言う事で、クローバー春日でも、マニュアルに基づき、「不審者対応訓練」をしました。

 先ずは、紙芝居おおきなこえでいえるかな(作・絵:和歌山 静子)を観て頂きました。

…クルマの男の人に道をたずねられ、「乗って」といわれた女の子。

迷ったすえに「いやだ!」といってにげだします。「いやだ!」「やめて!」とちゃんといえるかな…

 紙芝居が終わるや否や、突然扉が開き、サングラスに黒の帽子、マスクの如何にも怪しい不審者が大声を出しながら現れました。(勿論、スタッフです)

 手には刃物のようなものも持って、子ども達を追いかけて回します。

 スタッフは、周りの状況や不審者の様子を確認しながら、子ども達を不審者から離れた安全な場所に誘導し、携帯電話で警察に通報します。

 また、別の体の大きなスタッフは、近くにあったモップを持ち、不審者を子ども達から遠ざけ、警察が来るまで時間を稼ぎます。

 クローバー春日で不審者対応訓練を行う1つ目の目的は、子どもが不審者への対応を学ぶことです。いきなり不審者が現れると、子どもは怖くなって泣いてしまったり、冷静な対応がとれないことが多いです。

 定期的に訓練を行い、子どもが不審者に遭遇した際に自分の身を守るための行動を考え、実行できるようにすることが大切です。

 不審者対応訓練を行う2つ目の目的は、スタッフが冷静に不審者対応できるようにすることです。

 子どもたちも、普段の避難訓練とは異なる雰囲気に緊張感を感じ、不審者役のスタッフの迫真の演技に、小さな女の子達は泣いてしまいました(訓練だから、ごめんね)

 「怖い人に気付かれないように静かにしていよう」と、安全な場所に集合し、真剣な表情で待機することができていましたョ!

…警察が110番を受けて、事件を知ってからパトカーの到着までの平均時間約8分が経過して避難誘導の訓練は終了〜!‏

 不審者役のスタッフが正体を明かすと、子ども達もひと安心。

 不審者対応訓練の締めくくりには、プリントを見ながら「い・か・の・お・す・し」についてお話しをさせて頂きました。いか知らない人についていかない

の 知らない人の車にのらない

お 危ないと思ったらおおきな声で叫ぶす すぐに逃げる

し すぐにしらせる

…です!

 声が出せない場合もあるため、防犯ブザーを持つことの大切ですネ

 クローバー春日では、子ども達の安全を守るためには、今回の様な不審者対応訓練はとても重要なプログラムだと考えています。今回の訓練の良かった点、充分ではなかった点をスタッフで検証し、今後とも、防犯対策も徹底し、積極的に取り組んで行きたいと思います。