ダンボール・アート「レスキュー車」が完成しました!!

クローバー春日

 「児童デイサービス クローバー 春日」では、創作プログラムの一環として、みんなで「ダンボールアート」に取り組んでいます。

 第9作目となる今回は、子ども達、スタッフ、皆んなで相談して、毎年、施設見をさせて頂いているお礼と、日頃から皆んなの安全・安心を守ってくれている八尾市消防本部の皆さんに感謝を込めて「レスキュー車」モチーフにした作品を創る事にしました。 

 レスキュー車とは、正式名称を救助工作車と呼び、消防庁では救助車とも呼ばれています。

 消防車はポンプやホースなどの機材を積んでいて、消火が目的ですが、あることですが、レスキュー車は消防の特別救助隊が使用し、火災や交通事故、自然災害などに対応するため、救助資材を積んでいます。

 消防車じゃなく、レスキュー車ってところがシブいでしょ!

…子ども達は、今年1月に出初め式を見学した際に直近に見たレスキュー車がカッコ良かったみたいです!

 これまで同様、八尾市消防本部に停まっているレスキュー車や乗り物図鑑、タブレットで、細部まで観察して、しっかり準備をして製作に取り掛かりましたョ

 今回も、大阪信用金庫のお兄さん、お姉さんにも、創り出しの際、手伝ってくれたり、グルーガンを提供してご協力頂きました。

 ダンボール工作は、身近な素材で簡単にできるのに、無限の可能性を秘めた素晴らしい工作です。

(クローバー春日のダンボールアートの材料は、工作用ダンボールではなく、クローバー春日が入る特別養護老人ホームから日々でる衛生用品等のダンボールを活用する事に拘っています。)

 ダンボール工作には、子ども達の創造力、妄想力、観察力、計画力、実行力、反省力が育まれる他、指先の器用さを鍛えるメリットや、ダンボールアートを通して、子ども同士や、子ども達とスタッフとのコミュニケーションを深める効果もあります。

 さて、作品創りのほうは

今回の作品も、タイヤのホイールやボディーの文字、赤色灯などなど、凝りに凝った創りになっています。

 タイヤ職人のTちゃん、今回も良い仕事をしてくれました!毎回、子ども達の集中力や根気には驚かされます。(飽きるのも早いですが(笑))

 そして、完成した作品がこちらです。

   今回も、結果として絶妙にデフォルメされたフォルムが、なんとも言えない温かさや味をだしていますネ〜! 

 レスキュー車の特徴である出っ張ったバンパーも、しっかり表現されていますョ。

今回の作品の見どころは、カッコいいシャッターデザインと、シャッターを開いた中に収納された救助資材!

 今回の作品も、細部に拘った、大満足の出来栄えです。

 出来上がった作品は、暫くの間、大阪信用金庫さんに展示させて頂き、最終的には八尾市消防本部に寄贈させて頂く予定です。

 クローバー春日の子ども達とスタッフが工夫と力を合わせて創った作品を是非ご覧ください。

 児童デイサービス クローバー春日では、プログラムの一環として、指先の使い方・手触り・目と手の協応など療育的な観点はもとより、達成感を得る経験、地域交流の観点からも、段ボールアートをはじめとした工作を取り入れています。