楽しくペタペタ夏野菜で「うちわ」を創りました!!
梅雨はまだ明けていないのに、毎日暑い日が続いていますね。
昨日は、最高気温が35度以上の地域もあったようです。
気持ちだけでもしばしの間涼を味わいたく、夏の風物詩でもある「うちわ」を創って頂きました。
今回は、ちょっと思考を凝らして、夏野菜のピーマン、オクラ、きゅうり、大阪茄子などをスタンプにしてみました。
切れ端なら食材を無駄することがなく、また野菜のさまざまな形を知る学びにもなりますネ。
現代では夏のアイテムとしてわたしたちの生活に馴染みのある「うちわ」ですが、その起源は古いです。
うちわの原型は、古墳時代の中国で使われていた翳 (さしば)という道具です。この翳はうちわの柄を長く伸ばした形状で、当時は身分の高い人が尊厳を保つために顔を隠す道具として使われていました。
やがて翳が小型化され、虫や災いを打ち払う「打つ翳(うつは)」となって庶民の間で広まります。「打つ翳」はさらに「打ち羽(うちは)」へと変わり、やがて「うちわ」という言葉が誕生したといわれています。
それでは、夏野菜スタンプで、ペタペタと楽しくMyうちわを創っていきましょう!
クローバー春日で「うちわ」製作を行うねらいは…
●作品を作り上げる達成感を味わう
●作成したうちわを使い、うちわの持つ機能を楽しむ
●うちわを使用し、手首や肘の運動を行う
…などです。
うちわは日用品であるため、子どもたちも家庭内で実際に使用したことがあるかもしれません。
自分にとって身近なものを作るため、使用する際の事を考えてもらうと、子どもたちの意欲も高まりますネ。
今回も、個性豊かなうちわが出来上がりましたョ〜!
うちわ遊びでは、仰いで風を起こすといううちわ特有の性質を楽しむことができます。
うちわで強く風を送るには、肘や手首をうまく使う必要があります。
どのように身体を使えば重いような風を起こせるのか、という課題を見つけることもできるでしょう。
また、完成したうちわを使用した運動遊びに発展させると、さらに活動の幅が広がりますネ。
クローバー春日の工作プログラムは、1年をとおして題材が溢れています。文化を学んだり、季節のものを実際に使ったりしながら支援ができることも工作の特徴です。