柏原市高井田の「横穴古墳」を見学してきました!!
夏休みの宿題も順調に進んでいるクローバー春日の子ども達!
この日は、ちょっとお出かけして歴史の勉強をしよう!
…っと言う事で、高井田横穴公園・柏原市立歴史資料館に行って来ました。
先ずは、柏原市立歴史資料館を見学させて頂きました。
事前に見学を申し込んでいたので、学芸員の方の案内で、子ども達にもわかりやすく展示物の説明をして頂きました。
展示は、縄文時代から近代に至るまでの歴史を紹介しています。
古墳や古代の寺院から出土した土器や瓦などを展示し、当時の生活や文化を学ぶことができますョ。
中でも、注目は高井田山古墳で出土した青銅の火熨斗(ひのし)。現代のアイロンにあたるもので、非常に貴重な文化遺産なんだそうです。
実は、スタッフみんな、「歴史資料館や古墳は、子ども達には、ちょっと難しいかなぁ」と思っていたんですが…
…なんのなんの、子ども達は興味津々!
学芸員さんの説明をしっかり聞いて、質問をするお友達もいました。歴史に興味のある子どもはもちろん、歴史学習のきっかけづくりにもなったのではないでしょうか。
歴史資料館見学の後は、隣接する史跡高井田横穴公園内にある横穴古墳の見学です。
高井田横穴古墳は6世紀中頃から7世紀前半にかけて造られたお墓で、調査で160基が確認されていて、実際は200基以上あるものと推定されているそうです。
各横穴古墳は、普段は内部に入ることができませんが、事前に申込をしていると、なんと、内部に入って見学もさせて頂けるんです!
普段は入れない横穴に入って、横穴内部や線刻壁画をじっくり観察できる貴重な経験をさせて頂きました。
確認された横穴のうち、27基の横穴の壁や天井に線刻壁画が見つかっています。「人物」や「船」、「鳥」、「木の葉」など題材は様々で、当時の人々はどのような思いで壁画を描いたのでしょう?
公園内で最も高い場所に位置している高井田山古墳は、5世紀後半に造られた直径約20mの円墳です。
石室内からは、純金製のイヤリング、ガラスの首飾り、銅鏡、甲冑など豪華な副葬品のほか、日本に数例しかない火熨斗(ひのし)も出土しています。
…夏休みは年間でいちばん長い休暇ですから、社会見学や自然探訪、調べ活動、ものづくりなど、日頃できないことに挑戦する絶好の機会です。
クローバー春日では、実物を見たり、何かをつくったり、あるテーマを設けて調べてみたりすることは、子どもの成長に欠かせない原体験につながると考えています。