八尾の人間国宝さんと「文楽」で遊んで来ました!!
クローバー春日の伝統文化体験プログラム第二弾は、能体験に続いて「文楽 体験」!
今回も、プリズムホールのサマーワークショップ「人間国宝・吉田玉男さんと文楽で遊ぼう!」に参加させて頂きました。
文楽人形遣いの高度な技をもつ人として、令和5年に人間国宝に認定された八尾市在住の吉田玉男さんに、文楽の面白さを教わると言う、贅沢なワークショップです。
文楽は大阪を本拠地とする日本の伝統芸能。
太夫と三味線で演奏する浄瑠璃という音楽に合わせて、三人の人形遣いが一体の人形を操る江戸時代から300年も続く人形劇で、人形浄瑠璃とも呼ばれます。
先ずは、文楽の実演を観せて頂きました。
物語は「太夫」が語り、「三味線」が音楽をつけます。声の出し方や音の迫力がすごくて、聞いているだけでドキドキワクワク!
続いては、文楽人形の仕組みや動かし方について、解説して頂きました。
文楽人形は、3人の人形遣いによって動かされます。
主遣は足遣あしづかいが動うごきやすいように、舞台下駄ぶたいげたという高たかい下駄をはいていますネ
手や足、目や口までリアルに動くので、まるで生きているみたい!アニメやゲームとはまた違った「本物の動き」を目の前で見られる感動があります。
休憩を挟んでいよいよ文楽体験です。
主遣いの子は重かった〜!左遣いの子は右手と合わせるのは難しい〜!足遣いの子は姿勢がしんどかった〜!との感想でした。
ほんまに、これを上手に扱う人形遣いさん、すごいわ、ただただ感心
文楽の舞台や衣装は、江戸時代の日本の文化がそのまま。歴史の勉強にもなるし、「昔の日本ってこんなだったんだ!」と新しい発見もあった様です。
切られ役の人形は、顔がパックリ!
このカラクリがなかなか難しかったようです。
三味線引き気分も味わわせて頂きましたョ
みんな、肩衣がバッチリ決まってますネ
キリッと引き締まった感じで、真剣な表情で弾き方を教わっていました。
なかには「なかなかスジがいいね」っと褒められた子も…
将来の伝統文化の担い手が生まれる…かも。
ワークショップの締めくくりは、子ども達が人形を操っての立ち回りを演じると言う体験です。
クローバー春日からは、S君とAちゃんが代表して、参加者全員の前で素晴らしい立ち回りを観せてくれました〜!!
最後に参加者全員で、はい、パチリっ!
今回も人間国宝の吉田玉男さんはじめ講師のみなさん、プリズムホールスタッフのみなさん、 色々ご配慮いただきありがとうございました。
クローバー春日では、伝統文化には物語や象徴が多く含まれており、子どもの感性や創造力を刺激する効果があると考えています。