「食の大切さ」を勉強しました!!

クローバー春日

 毎年6月は「食育月間」です。

 食育とは、「生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるもので、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てること」です。

 クローバー春日でも、栄養士の資格を持つスタッフが、子ども達が大好きな「はらぺこ あおむし」のビッグ絵本を使っての食育のプログラムを準備してくれました。

 

先ずは、皆んなで元気に絵本を読んでくれました。

 「はらぺこあおむし」は、生まれてから、毎日、少しずつ、食べる量が増えていき、ある日、お菓子をたらふく食べて、お腹が痛くなったんですよね。

そして、次の日、緑の葉っぱを食べたら、元気になった

これこそ、まさに食育ですネ!

 絵本の後は、スタッフのお話しです。

お菓子ばっかり食べていると

好ききらいせずたべると

…などと、子ども達の目線で、手作りのフリップボードを使い、分かりやすくお話しさせて頂きました。

 食育への取り組みでは、毎日の食事を、楽しい雰囲気の中で、おいしく食べることを大切に進めていく事が重要です。

 おいしく食べるためには、安心・安全な旬の食材を手間暇かけて調理することが必要ですし、(クローバー春日では、管理栄養士のレシピにより、特養はくとう春日の厨房スタッフの皆さんが工夫を凝らした昼食やおやつを作ってくれています)

 

 場合によっては個別的な配慮も必要となってきます。

 特に発達に凸凹がある子ども達は、感覚過敏やこだわりの強さといった障がいの特徴が要因で、極端な偏食を抱えることもあります。

みんな、好きな食べ物は何かな?

苦手な食べ物は何かな?

 どうしても食べられないものが あることもありますので、時には受け入れることも必要です。

 少しずついろいろな味を知り、食の 楽しみを広げられるよう、無理せず取り組んでいきましょう!

 クローバー春日では、食育が単なるイベントにならないよう、子ども達の特性に応じ、しっかりコミュニケーションを取りながら、生活に根付いた取り組みを行い、生涯にわたって役立つ力へと結びつけていくよう取り組んでいきたいと考えています。