地獄堂で“肝試し”をして来ました!!

クローバー春日

 まだまた、残暑が厳しいですネ〜

じゃ、肝試しで涼しくなろう!

…と言う事で地下鉄谷町線およびJRの平野駅から徒歩15分ほどのところにある「平野の地獄」と呼ばれる有名なお寺「全興寺」に行って来ました。

 入り口には鬼の看板が!

 少し怖いですが、おもしろそうですよね。

 先ずは本堂にお参りして

 さて、全興寺での肝試しは、地獄巡りです!

 先ずは地獄堂の入り口で極楽度・地獄度チェックをします。

 お寺とは思えないほど遊び心が満載ですネ!

 質問項目にボタンを押して答えていくと、地獄へ行くか極楽へ行くかエンマ大王が音声入りで判断してくれます。

 ここでは、楽しみながら「良いこと」「悪いこと」を教えてくれますョ

 地獄堂は子供を怖がらせるためのものではなく、悪い行いをしないことや、命の大切さを教えるためのものなのです。

実は、クローバー春日の肝試しのねらいは、これなんですョ〜!

 極楽度・地獄度チェックが終わったら、早速肝試しに地獄堂の中へ入りましょう。

※かなり怖いらしいんで、「入って見たい」って言ってくれた子ども達で挑戦して頂きましたョ

 寺務所で購入した地獄通行手形のQRコードをかざすと、入り口が自動で開きます!

 まるでテーマパークですネ

 中に入る正面に閻魔大王が座っています。

 大王の横には「浄玻璃(じょうはり)の鏡」があります。

「浄玻璃(じょうはり)の鏡」には、生前に犯した罪が映し出されるそうです。

 そして、右には、責め道具を持った鬼!

  その隣には亡者の着物を奪い取るという奪衣婆!

…どれも本当に精巧に作られており、めっちゃ怖い〜!

 閻魔大王の下にあるドラを叩くと、「浄玻璃(じょうはり)の鏡」に映像が流れます。

内容は命の大切さというのがメインです。

 地獄堂を出ると、賽の川原で行う石積み体験もできます。

 これは、ゲーム感覚で、すごく楽しい!

 そして、こちらの石の穴に頭を入れると、地獄の釜の音が聞こえるとの事…

皆んな聞こえたかな?

 地獄を見終えたら、皆んなで、ほとけのくにへ

 ほとけのくにへ行く手すりは、なんと、四国八十八カ所霊場のお砂が詰め込まれた手すりなんだそうです!

 ちょっぴり冷んやりした地下に入ると…

ちゃぷんと水琴窟の音を聞きながら瞑想ができる癒しの空間になっていました。

 地獄というところは欲望や争いが絶えずあって、心が波打っている状態。現在がまさしくそうです。

 一方ほとけの国は、そこに座って瞑想すると心がだんだん安らいできて心が鏡のようになります。

 子ども達には、「地獄極楽は空の上や地下にあるのではなく、皆んなの心の中にあるのだよ。」とお話しさせて頂きました。

 今回の肝試しで、怖がったり、楽しんだりしながら、しても良いこと、してはいけない事、命の大切さなどが、こども達の心に残ると良いなぁ!