来年も良い年に…っとしめ縄を作りました!!

クローバー春日

 今年も残すところあと僅か。

 クローバー春日、今年最後の制作プログラムは、「しめ縄作り」です。

 お正月飾りでよく見かけるしめ縄。

 しめ縄とは、神様がいる神聖な場所とそれ以外の場所を区分するための標を意味します。 

 年神様がいるのにふさわしい場所だと示すために飾るものなんですネ

 さぁ、来年も良い年になるよう祈りながらしめ縄を作りましょう!

クローバー春日での「しめ縄作り」のねらいは…

○縄をなうことを楽しみながら、手先の感覚を育む。 

○スタッフや友だちとしめ縄作りをしながら、正月を迎える雰囲気を味わう。 

製作物を飾り付けることで、お正月行事の雰囲気をさらに楽しむ。 

…などです。

 材料は、麻紐、折り紙、ハサミ、ボンド

です。‏

  ここは、こう束ねて、こう捻って、こう結ぶんだョ。

 ちょっと難しい作業ですが、子ども同士、スタッフと子どもで麻紐をねじり、コミュニケーションを取りながら、麻縄を捻ってしめ縄を作って行きます。

※詳しい作り方はこちら

https://hoiku.mynavi.jp/contents/hoikurashi/child-care/play/craft/19958/

 仕上げに「紙垂」(かみしで/しで)や縁起物を貼り付けていきましょう!

▼しめ縄に付いている「紙垂」(かみしで/しで)のギザギザした形が表しているのは、実は「雷」。

 古代の日本人は、雷がたくさん鳴る時期を過ぎたら稲が実ることから、「雷と田んぼが愛し合うことで稲に魂が宿る」と考えていました。稲作は命をつなぐために欠かせないもの。

 その稲作を守ってくれる雷と、それを落とす神さまへの感謝。そして、翌年の豊作への願いを込めて、雷のモチーフを作るようになったそうです。

扇は、末広がりの扇は、末永い家の繁栄を意味します。

橙は、木から落ちずに実が大きく育つことから、家代々の繁栄を意味します。

松・竹・梅は、おめでたい正月を歓迎する意味があり、特に松は常緑のめでたい木とされます。

 こちらが、皆んなで協力して完成したしめ縄です!

 大きさもひねり具合も様々。でも子ども達は大満足したようです。

 スタッフも子ども達も初めての活動でしたが、材料から完成まで自分たちででき、有意義な時間になりました。

…しめ縄、できるんですね!!

 とても可愛いい、しめ縄になりました。

 早速、ご自宅の玄関にも飾って頂いていますネ

 神様も喜んで見守ってくださると思いますョ〜!

 クローバー春日では、来年も、季節や行事ごとに異なるものを作り、それぞれの行事でなぜ決まったモチーフがあるのかを知ることで、異なる季節や行事にまつわる文化背景を自然に学んでいただこうと考えています。