看護師さんに「熱中症予防」の話をして頂きました!!
今月日27日、大阪管区気象台は、「近畿地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。近畿地方では、1951年の統計開始以降最も早い梅雨明けで、早くも本格的な夏がスタートします。29日(日)以降は猛烈な暑さになる所があり、熱帯夜も続くようになるでしょう。熱中症に厳重な警戒が必要ですネ
…っという事で、クローバー春日では、特養はくとうの看護師さんに、熱中症予防のお話しをして頂きました。
熱中症とは、気温や湿度が高い場所に長時間いたり、水分不足になったりすることで体温が上昇し、体温の調節機能が働かなくなって、めまい・けいれん・頭痛などのさまざまな症状を引き起こす病気のことです。
看護師さんからは、プリントを使って、
●こまめな水分補給を●適度な塩分補給も忘れずに
●日傘や冷感グッズを活用しよう
●マスク熱中症に注意しよう
●直射日光を避けよう
●無理をせずに休憩を
●風通しの良い衣類を選ぼう
●栄養バランスの良い食事を
●充分な睡眠をとろう
…など、「適切な予防をして熱中症を防ぎましょう」っと分かりやすくお話しをして頂きました。子ども達も、しっかり聞いてくれましたョ
看護師さん、お忙しい中、ありがとうございました。
地球温暖化によって気温が年々上昇する中、熱中症で救急搬送される人の数も増加しています。
熱中症は、重症化すると命にかかわることもあります。毎日の適切な予防と対応が必要です。
体温の調節機能が未発達な子ども達は、大人よりも新陳代謝が活発で、体温が高い傾向があります。
また、子どもは汗を出す役割をする汗腺の発達が未発達のため、体内に熱がこもり、体温が上昇しやすく、熱中症につながることがあります。
照り返しの影響を受けやすい子どもは、身長が低いため、地面との距離が近く、日光の照り返しの影響を受けやすくなります。
体感温度は、大人の顔の高さで32℃の時、子どもの顔の高さでは35℃くらいあるといわれています。
屋外では、大人が感じる暑さ以上に、子どもは暑く感じているという認識を持っておきましょう。
特に、子ども自身で予防するのが難しい小さな子どもたちにとっては、水分補給や衣服の調節など、自ら熱中症予防を行うのは難しいことです。
また、遊びに夢中になるあまり体の変化に気付きにくかったり、適切な言葉で体の異変を伝えられないこともあります。
そのため、スタッフや保護者様などの周囲の大人たちが注意深く見守る必要があるのです。
その日の気温にかかわらず、子どもの顔色や行動に変化がないかを観察することも大切です。
ひどく汗をかいていたり、顔が赤かったりする場合は、体温が急激に上昇している可能性があります。
子どもたちの変化に少しでも早く気付くことが、子どもたちを熱中症から守ることにつながります。
クローバー春日では、熱中症を一人も出さないと言う心構えで、子ども達と暑い夏を元気で楽しく過ごして頂きたいと考えています。