戦時中の動物園を通して「命と平和」について考えました!!

クローバー春日

8月は、6日の広島原爆の日、9日の長崎原爆の日、そして15日の終戦記念日と、平和について考える機会が多くあります。

クローバー春日でも、天王寺動物園 TENNOJI ZOO MUSEUMで開催されている企画展「戦時中の動物園 ~空っぽの檻が教えてくれること~」を見学しました。

今回の企画展では、戦時中の天王寺動物園の写真や実物資料、当時殺処分された動物たちの剥製などが展示されており、子どもたちは普段の動物園とは違った展示に興味を持ちながら見学していました。

「昔の動物園にもこんな動物がいたんだね」
「どうして動物を殺さないといけなかったの?」
「かわいそうだね……」

展示を見ながら、子どもたちからはさまざまな感想や疑問が聞かれました。

中でも印象に残ったのが、チンパンジーのリタとロイドのエピソードです。 戦争によって動物園の環境が大きく変わる中、動物たちも人間と同じように戦争の影響を受け、命の危険にさらされていました。

また、ヒョウと飼育員にまつわる悲しいエピソードにも触れました。動物たちを大切に世話してきた飼育員にとって、動物の命を守りたいという思いがありながらも、戦時下ではその思いだけではどうにもならない現実がありました。

その話を知った子どもたちは、写真や資料をじっくりと見ながら、
「飼育員さんもつらかったんだね」
「動物もかわいそうだけど、飼育員さんも悲しかったんだね」
と話していました。

動物たちの命だけではなく、その命を守ろうとしていた人たちの思いにも目を向けることで、戦争がさまざまな人や動物の生活を奪っていくことについて考える機会となりました。

また、戦時中の天王寺動物園を題材にしたアニメーション「どうぶつたちのねがい 戦争中の天王寺動物園」も鑑賞しました。

映像を見た後には、

「戦争があると人間だけじゃなくて動物も大変なんだね」
「今は動物園で元気に暮らしているけど、昔は大変だったんだね」
「平和って大事だね」

といった声も聞かれました。

今回の見学を通して、子どもたちは「戦争」という大きなテーマについて、それぞれの年齢や理解に合わせながら考えることができました。

難しい内容ではありましたが、実際の写真や資料、リタとロイド、そしてヒョウと飼育員のエピソードに触れることで、戦争が人間だけでなく動物たちの命や、動物たちを大切にしていた人々の思いにも大きな影響を与えたことを感じることができました。

「命を大切にすること」
「大切な人や動物と安心して暮らせること」
「平和に過ごせること」

当たり前のように思える毎日の生活が、実はとても大切なものであることを、子どもたちなりに感じてくれたのではないかと思います。

これからもクローバー春では、さまざまな体験活動を通して、子どもたちが自分で見て、感じて、考えたことを大切にしながら、命や平和について学びを深めていける活動を行っていきたいと思います。