3.11にあわせ、防災学習をしました!!

クローバー春日

 311日は、未曾有の被害をもたらした東日本大震災が発生した日です。

 クローバー春日でも、この日にあわせ、避難訓練などの防災プログラムを行いました。

 

 午前中は、もしも災害が起きた時、八尾市ではどのような準備がされているのかを知るために、八尾市総合体育館にある備蓄倉庫の見学に行って来ました。

 見学の目的は、身近な防災施設を自分の目で見て体験することにより、防災への関心を高めて頂く事です。

 八尾市内の備蓄倉庫では、避難者が最低3日間はすごせるための物資が備えられていますが、こちらは、空調設備がある倉庫で、備蓄品の温度管理が出来るため、衛生用品や液体ミルク、飲料水などが備蓄されているそうです。

 お忙しい中、説明をして頂いた八尾市役所 危機管理課の職員のみなさん、ありがとうございました。

 

 クローバー春日に戻ってからは、防災学習の時間です。

 先ずは、紙芝居『れんしゅうしてて よかったね(宮﨑二美枝 脚本/夏目尚吾 絵/原本憲子 監修)を観て頂きました。

 東日本大震災でも、改めて認識された、普段行う避難訓練の重要性についてお伝えする紙しばいで、最近特に重要視されている二次避難についても描いています。

 紙芝居の次は、災害時の非常用持ち出し袋について、お話しをさせて頂きました。

 災害が差し迫って時間的猶予のないとき等に備えて、非常用持ち出し袋を用意しておくと安心ですネ

 さて、袋の中には何が入っているのかな?

「お家でも、チェックリストを参考に日頃から内容や賞味期限を確認して下さい」とお話しさせて頂きました。

 袋に入っていた物の中で、子ども達が一番気になったのは、やはり食品!

っと言う事で、カンパンやアルファ化米(炊かなくてもお湯や水を注ぐだけでご飯になるお米)の試食をして頂きました。

 アルファ化米は「思った以上に美味しいネ」と好評でした。

防災学習の締めくくりは、避難訓練です。

地震発生を知らせるアラームが鳴ると、皆んな、机の下に潜ってダンゴムシのポーズ!

非常階段を使って屋外へ避難します。

皆んな、紙芝居で見聞きした事を思い出し、しっかり避難して頂きました。

 

 クローバー春日では、定期的な避難訓練の際、さまざまな体験をして、防災意識を高めて頂けるよう努めて行きたいと考えています。

 また、防災学習の効果を高めるためには、地域社会や家庭との連携が欠かせません。クローバー春日で学んで頂いた内容を家庭の防災力を高めることに繋げて頂くと幸いです。