楽しみながら、“手洗いの練習”をしました!!
子どもの夏風邪、ウイルス感染症の「ヘルパンギーナ」が流行の兆しを見せています。
クローバー春日で過ごす子どもたちは、日々集団生活を行っているため、さまざまな感染症にかかるリスクが高いとも言えます。
子どもたちのために実践できる予防対策として、こまめに手洗いやうがいを行い、指導することが挙げられます。
クローバー春日で手洗い指導をすることには、以下のようなねらいが考えられるでしょう。
●手洗いの大切さを知る
●手の洗い方を再確認する
●手洗いを習慣化する
です。
…でも実際自分の手洗いがどれくらい上手にできているのか、なかなか知ることができません。
そこで。八尾市保健所で電気スタンド型の「手洗いチェッカー」をお借りして、手洗いの練習をしました。
まずは専用のローションを手に塗ります。
このローションがブラックライトに反射して紫色に光るというのがチェッカーの仕組みです。
ローションを両手の表裏に丹念に塗って、いつものように石鹸で手を洗います。
よく水をふき取った後、ブラックライトに当てると洗い残しが白く見えるのです。
…子どもたちが試してみると、多くの子は手の甲や、手首のあたりに汚れが残っていました。
確かに手を洗う様子を見ていると、手のひらばかりに意識がある子が多いと感じます。
手をブラックライトにかざして、白い部分が多いのを見て、何も言わないのにすぐにもう一度手を洗いに行く子もいました。
子どもなりにしっかりと手を洗うことへの意識が少し生まれたようですネ。
そこで、今度は「キレイにてをあらおう!」のプリンを見ながらスタッフが手洗いの手順を説明させて頂き、「さぁ、誰が一番綺麗に洗えるか競争だょ」とゲーム感覚で、再度、手洗いにチャレンジ!
こんどは、白い部分が殆どなく、綺麗に洗えました!
クローバー春日では、集団生活を安全に過ごすため、正しい手洗い方法を覚えて習慣化させることはとても重要なことだと考えています。
…でも、頭ごなしに伝えたり、ただ優しくお願いしたりしても、なかなか子ども達は実行してくれません。
子どもたち自身が楽しんで手洗いできるよう工夫し、だんだんと正しい洗い方も覚えて、自ら進んで手を洗ってくれるよう、支援して行きたいと考えています。
また、手洗いだけではなく、特養はくとう春日の看護師スタッフに熱中症予防のお話をして頂くなど、健康、衛生に関するプログラムも定期的に行なって行きたいとも考えています。