いち、にい、さん!っと鏡開きをしました!!

クローバー春日

 111日は、「鏡開き」!

 鏡開きは、年神様の依り代として年末からお正月にかけて飾っていた鏡が餅を割って食べる行事ですネ

…っと言う事で、クローバー春日でも鏡開きをしました。

 先ずは、鏡開きについて説明させて頂きました。

 お正月には、年神様という神様が丸いお餅に住むと言われています。

 今年一年良いことがありますようにとお願いをしながらそのお餅を食べることで、神様から力を分けてもらえるんだよ。

 そして、鏡開きではお餅を割るんだけれど、割るという言葉はお祝い事では使わないから、代わりに開くという言葉を使います。

 鏡餅は丸くて鏡に似ていることから、鏡餅というようになりました。

 この2つのことから、『鏡開き』というようになったんですネ!

 鏡開きは、木槌でお餅を叩いて開きます。 これは昔の武家の慣わしで刃物は切腹を連想させるから、また神様の依り代だった鏡餅に刃物を入れてはいけないからといった理由からです。

 さぁ、皆んなで鏡餅を叩いて、鏡開きをしましょう!

 皆んなで声を合わせて「いち、にの、さん!」

 すると、大きなお餅の中から、小さなお餅が出て来ました〜!(笑)

 鏡開きの際には鏡餅を調理して食べますが、これには神様が宿っていたお餅を食べることでその力を授かり、その年の健康を願う意味があると言われています。

 クローバー春日でも、クッキングプログラムの一環として、「ぜんざい」をつくり、皆んなで食べて頂きました。 ぜんざいにして鏡餅を食べるのには、昔から小豆には「魔除け」や「邪気払い」の意味があり、一年を無病息災、健やかに過ごせるようにという意味が込められているようです。

 

 

鏡開きを体験した子ども達が、鏡餅には神様の力が込められていること聞いて、鏡開きという行事を大切に感じたり、お餅を食べて良い一年にしたいという気持ちが芽生えて頂ければ良いなぁ!

 さまざまな行事が簡素化され、お正月行事も段々と手のかからない簡単なものになって来ています。

 それでも、クローバー春日では、一つ一つに先祖から伝えれてきた意味があるという事を、子ども達にしっかり伝えていこうと考えています。