造幣局の特別観桜会にご招待して頂きました!!

クローバー春日

 造幣局では、桜の通り抜け開始日の前日に、障がい者や高齢者の方に、ゆっくり桜をご覧いただく機会として「特別観桜会」を開催します。

 申し込みの上、抽選となるので、ダメ元で申し訳んだところ、見事に御招待のメールを頂きました!

…っと言う事で、造幣局へお花見に行ってきました。

 クローバー春日のお花見プログラムのねらいは…

●春を感じ、季節の変化を楽しむ

●草花などの自然にふれあい、感性豊かにすごす

●春の心地よさを感じながら戸外ですごすことをよろこぶ

…などです。

 こちらが造幣局本局のレトロな建物!

 造幣局では、貨幣のほか、勲章・褒章および金属工芸品などの製造を行っている機関です。

 さて、それでは、造幣局の桜を楽しんで行きましょう!

 造幣局の通り抜けの由来は、明治時代の初め、造幣局の所在地に藤堂藩の蔵屋敷から多くの品種の桜が移植されました。また、他では見られない珍しい品種の桜も多く集められていました。 明治16年。当時の造幣局長が、「局員だけで花見をするのはもったいない。大阪市民の皆さんと楽しもう」と提案したことにより、造幣局の桜の一般公開が始められた…そうです。「通り抜け」とは、「桜花縦覧のため表門(現在は南門)から入り、造幣局構内を通って裏門(現在は北門)へ抜ける」、つまりは文字どおり構内を通り抜けることが、その名の由来です。「あともどりできない通り抜け」がいつしか「通り抜け」という固有名詞となってしまいました。

 肝心の桜はと言うと…

 ソメイヨシノより見ごろが遅い八重桜が中心で、半分ほどがまだつぼみがふくらんだばかり。

 造幣局では、通り抜けの桜に親しみを持ってもらうため、数多くの品種のうちから1品種を「今年の花」として選び、毎年紹介していて、今年の花は、昨年の来場者による人気投票で選ばれた「蘭蘭(らんらん)」なんですが…この通り!

※ 桜の通り抜けは来週以降が見ごろになるでしょうね。

 それでも、子ども達は、綺麗に咲いている桜の木に顔を近づけて香りを楽しんだり、蕾の時はピンクなのに花が咲くと白になるので、不思議だね」と話し合ったりと、ひと味違う桜を一足先に楽しんでいました。  一般公開の期間はかなりの混雑ですので、少しでも安全に桜を楽しむには、この機会がいいかもしれません。  この日は、在阪の報道各局も取材に来ていて、子ども達は、そちらも気になった様子です(笑) こちらの建物の外壁にある丸い物は、丸い貨幣を表しているそうですョ。 

 クローバー春日に戻ってからは、オヤツタイムにお土産で買った造幣ゴーフル桜風味を皆んなで美味しく頂きました。

 桜は、花の美しさはもちろんですが、桜の花に引き寄せられる理由が他にもあるようです。

 樹木は病気から身を守るためにフィトンチッドという匂い成分を出していて、殺菌作用があり、この成分を吸い込むと興奮が抑制され、リラックス効果がもたらされるそうですョ  子ども達も桜咲く新学期をリラックスして迎えて下さいネ